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ogawa Tasso
"キャンパルジャパン" が展開するアウトドアブランド「オガワ (ogawa)」は、日本が誇るテントブランド。元々は "小川テント" として、軍用のリュックやテントなどを取り扱い、長年“職人品質”といわれる高規格・高機能なテントを作り続けていました。
現在その "オガワ" ブランドを引き継ぐ "キャンパルジャパン" は、"小川テント" 時代のDNAをしっかり引き継ぎ、以前のモデルをしっかり継承しながらブラッシュアップしたものを展開しています。

その ogawa の人気モデル "Tasso" は一見すると普通のワンポールテントなのですが、これが実は変幻自在に変化する代物なのです。



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今回この Tasso T/C を選んだのは、色々なテントで寝泊まりしてきましたが、やはり個人的にはティピ型テントが好きなんですよね(笑)。
設営、撤収が楽なこと、そしてなんといっても、フォルムがシャープでカッコいい♡ (笑)。

ワンポールもののテントを色々物色する中で、この ogawa の Tasso も候補に入っていました。tent-Mark DESIGN の "サーカスST" を所持しているので、人気の "サーカスTC" は避けたいところ。SABBATICAL の "Morning Glory" もいいなとは思ったのですが、未だに抽選販売で手に入らない‥
そんな中、自分の中でムクムクと頭角を現してきたのが ogawa の Tassoでした。
ogawa のブランドは昔から憧れていたブランド。ピルツ や アポロンなど、好きな型は多いのですが大型テントが多く、また、価格帯もかなり高価なものが多かったため、中々手が出ませんでした(苦笑)。
ところがこの Tasso は比較的価格も抑えられていて、予算的にも納得がいくものでしたので、即決してしまいました(笑)。

早速手に入れた Tasso を張りに行きたいところでしたが、なんと手に入れてから初張りまで3ヶ月も時間を要してしまいました(^^;

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秋風が吹く11月のとある休日に漸く試し張りを行うことが出来ました。
やはりワンポールテントということで、収納されるとかなりコンパクトに収まります。運搬も手古摺らなくていいですね。

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内容は、本幕と、ポール、ペグ(スチール製)、そしてご丁寧にペグハンマーも付属されています。
これは嬉しいですね。
このテントは、六角形、七角形、八角形と大きさを変えることができるのが特徴。早速建ててみましょう。

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Tasso にはこの "ガイドシート" と "ガイドロープ" が付いていて、このシートに合わせてペグダウンしていくため、設営が非常に簡単です。

まず基本の六角形から‥

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ガイドシートの中止をぺグ打ちしてそこにガイドロープを引っ掛けます。そしてガイドロープを各数字に合わせて引っ張ります(六角形は黄色、七角形は黒の点線、八角形は白)。

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ガイドロープの先にも各色のグロメットが付いていて、同じ色のグロメットにペグを打ちます。

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各辺にペグダウンしたら、幕を広げてそれぞれのペグにラダーロックのループを引っ掛けていきます。
その時に出入口(正面)の位置に注意。正面は "Tasso" の織ネームが付いています。

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一周ラダーロックのループに引っ掛けたら、次にメインポールのサイズを決めます。ポールには其々番号が打ってあるので、建てるサイズの番号に長さを合わせます。

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中に入ってポールでグィ~っと持ち上げていけば、立ち上がり、ほぼ完成です。

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ヘキサ(六角形) の Tasso が立ち上がりました。

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内部の余っている辺の生地を巻いて止めれば完成ですね。

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流石だなと思ったのは室内に居ながらベンチレーションを開けることが出来ること。これはポイント高いです。

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テンマクのサーカスをはじめ、殆どのワンポールテントは設営前にベンチレーションを開けておかないといけませんが、Tasso は建てた後でもベンチレーションの開閉が可能です。

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あとはラダーロックを絞ってテントを整えます。
やっぱりワンポールテント、美しいフォルムですよね。惚れ惚れします(笑)。

この設営の仕方で今度はオクタゴン(八角形)にしてみます。

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オクタゴンは、ガイドシートで白い "8" のラインに合わせてペグダウンし、ポールの長さを調整します。
そして、ヘキサの時に巻き上げた記事を開放させ、テントの外側のファスナーを開きます。
その後、其々のペグにラダードックのループを引っ掛け、立ち上げれば完成です。

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オクタゴン ティピ、中々ない形ですよね(笑)。意外にキャンプ場で目立つかも(^^

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室内は天井が低くなるのでやはりちょっと狭い感じになるのかなぁ…
ちなみにヘキサ型は高さ250cm、オクタ型になると195cmとなります。やはりヘキサ型の方が屈まなくても良いので楽かもしれません。
tasso
ひとつのテントで3つの形に変化するTasso ですが、実はそれだけではありません。
このテントを購入しようと思った最大の魅力は次に紹介する建て方。

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ヘキサの状態で両サイドのファスナーを開き、3本のポール(195cm1本と130cm2本)で前面を立ち上げると、開放感のある建て方ができます。

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ワンポールでの不満点として前室がないことや、雨天時に雨が入り込んできたりするということががよく上げられますが、こうすればカンガルースタイルで跳ね上げ部分をリビングスペースとして使うことができますよね。

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背面から見るとこんな感じ。背面にもジッパーが1/3ほど付いていて背面からの出入りも可能です。

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この跳ね上げた状態でオプションの "メッシュスクリーン" を取り付けてみました。

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このメッシュスクリーンは、全面メッシュとウォールの2枚仕立て。メッシュにして開放感を味わうことも、完全に閉じることも可能です。

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メッシュにして室内から景色を眺めることも可能で、めちゃくちゃ開放感がありますよ。

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そしてなによりも、室内が広々。これならデュオで二人分コットを持ち込んで、更にチェア、テーブルを入れても狭さを感じません。これはいい♡

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今回 Tasso T/C を初めて試し張りをしてみましたが、予想以上に良いです。
様々な張り方ができるのも凄いと思いますが、それだけではなくて、メインファスナーに引っ張り棒が付いていたり、そのファスナーがトリプルファスナーだったり、冷気や風を室内に入り込まないように設置されたスカートを巻き上げることが出来たり‥細かいところに充分気を遣って作られている点が素晴らしい。シンプルだけど、新しい。そして機能的‥そんなテントだと思います。

早く宿泊キャンプで使いたいです‥(*^^)v



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[ogawa Tasso T/C]
重量
 総重量(付属品除く)約7.4kg、付属品重量:約3.1kg
 フライ:約6.3kg、ポール:約1.0kg
素材
 フライ:T/C(耐水圧350mm)
 ポール:6061アルミ合金 φ30mm、φ27.2mm
収納サイズ
 74x24x24cm
カラー
 サンドベージュ
付属品
 ガイドシート1枚、ガイドロープ1本、アイアンハンマー1丁、
 スチールピン25cm×16本、張り綱2m×7本・3.5m×1本、収納袋

※張り出しポール別売
※六角形状時、ツインピルツフォークLのハーフインナーが利用可能です

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